知人と息子と一緒に山登りをした

わずか300mの山だったが、こんなにしんどい山登りは久しぶりだった。

息子のペースで登りだしたのだが、初めからのジグザグ道の連続に心が完全に折れかけて、本当に途中で辞めようと思った。

辛いことには慣れているのだが、中途半端で終わる山登りはなかったので、

いろいろ考えた。

苦しみが襲う中、「なぜ山を登るのだろうとか、」「苦しく辛いことを好んでしなくてはいけないのだろうか」「途中で絶対辞めよう」とネガティブ思考がグルグル頭をめぐっていた。

しかし山頂に立ち、想いは一変した。

遠くを見て、山や海や街の風景を見ながら、完走したい想いになった。

なぜかわからないが、あんなに疲れて辞めようと思っていた想いがなくなった。

不思議な体験だったが。

残りの途中の道のりも辛かったのだが、完走する事ができ、最後まで登頂もでき満足いく歩みだった。

いつもの目線だけで物事を見ていると見失っていることがあまりにも多いと

実感した山登りだった。

心のそうじ デトックスもできた。