フローリングに対する知識が、そうじするには必要です。
わかりやすく言えば、ベニヤ板の表面を化粧板を貼った
加工がされていて、表面には樹脂加工が施されていますが、
使用していると、時間の経過とともに、擦れてきて、
最初の光沢がなくなっていきます。
そのため保護ができなくなってきますので、
水などをこぼした時には、板に水が浸入したり、継ぎ目があいて来たりします。
そのために、フローリング用のワックスやニスなどで、新しい被膜をつくり、
手入れする必要性が出てきます。
ニスなら1~2年、ワックスなら使用頻度にもよりますが、
3~6か月に一回は塗布する事が望ましいです。
今は樹脂系のワックスなら手軽に塗布できるので、昔よりは手入れが
簡単になってきました。
ニスは塗布後の乾燥が長くかかり、塗布にも技術がいるので、
専門の方に相談するのもいいでしょう。
塗布の仕方は、古いワックスの上から塗り重ねる方法と
古いワックスを剥がす(専門用語では剥離と言う)方法があります。
施工方法を含めて、次回紹介します。