今日も梅雨模様だが、

次の内容は、樹脂系ワックスの塗布方法について書いてみようと思う

まず、古いワックスの上に上塗りをする場合

掃除機を全体にかけた後、汚れをきれいに落とすようにする。

普通は住宅用中性洗剤で水拭きをします。

特に油汚れが残っているキッチンのフローリングには

食器用洗剤を用いて、油分を除去しましょう。

その後洗剤成分を水拭きで拭き取って、乾燥させます。

 

古いワックスを剥離(除去)して新しいワックスを塗布する場合

ロウのタイプのワックスが塗られているフローリングは、古いワックスを

完全に剥離(除去)しないと、樹脂系ワックスは塗布できません。

剥離専用の洗剤(ワックスはがし液とも書いてある)を塗布して、

数分放置します。

その後ナイロンたわしで古いワックスをこすり落としていきます。

普通の洗剤より強力なので、洗剤分を完全に除去するまで、

2~3回水拭きをして洗剤成分を拭き取り乾かします。

 

そして初めて、ワックスを塗布する下準備ができます。

 

ワックスの塗布

床1㎡あたり、10ml程度を目安にワックスを、点々に

まきます。

ワックスの分量は均一にする。厚塗りしないようにする。

市販のワックス塗布道具を使用するか、きれいな雑巾で

ムラなく塗布をしていく。

塗り方は部屋の奥から、出入り口が最後になるように塗布をする。

また木目の方向に塗っていく、そして、完全乾燥まで部屋には出入り禁止です。

初めてのワックス塗布なら、二度塗りをすることにより、

強い被膜ができるのでお勧めします。

 

手順としては以上だが、部屋には家具や様々な物品が置いてあるので、

きれいに仕上げるようにしたいなら、完全に何もない状態までするといいのですが、

現実的には、その移動だけで、かなりの手間がかかります。

よって、擦れやすい所を中心にワックス塗布をするのが、現実的です。

 

きれいにワックスが塗れた床は光沢が出て、とてもきれいに見えますし、

気持ちも明るくなります。

ぜひチャレンジをしてみて下さい。